養生園のキッチンで他の調味料とおなじように
必ず常備しているのが、本葛粉です。
とろみをつけるのに使ったり、ゼリーやプリン、
胡麻豆腐を固めるために使ったり、といつも大活躍しています。
なぜ、片栗粉でなくこの高価な本葛を使用するのでしょうか?
その理由は、葛粉の持つちからにあります。
生薬として利用されてきた葛根。
本葛粉の原料となる葛根は発汗、解熱、鎮痙剤として使われる生薬です。血行促進や発汗作用などがあり、風邪の症状をやわらげるといわれています。また、葛湯は滋養強壮として古くから用いられてきました。
貴重な国内産の本葛です。
今回ご紹介する本葛は、山奥に生える葛を探し出し、
洗浄、粉砕、デンプンを抽出して、アクを晒す伝統的な寒晒し、、、と
気の遠くなるような工程を経てもたらされた、
貴重な国内産の本葛粉。
スーパーには、じゃがいもなど葛以外の原料が
混ざっている葛粉はよくありますが、
交ざりものなしの葛粉はなかなか手に入らないことも多いようです。
使いやすい微粉末の本葛をおうちのくすりばこに。
おうちのくすりばこに常備するような気持ちで、
この葛粉をぜひ1つお持ちください。
微粉末タイプなので、溶けやすくて便利です。
風邪をひいたとき、胃腸をととのえたいとき、
朝の梅醤番茶にまぜて飲むだけで、ほっとしますよ。
【スタッフより】
胃腸の調子がわるいときや風邪の初期症状に葛粉を多く用います。
ちょっと食べ過ぎたかな、胃腸がもたれてるな
、寒気がするな、というときに葛湯やりんご葛湯を飲むと、
不思議なほど回復します。
似たようなとろみのつく片栗粉は、
じゃがいもが原料のため身体を冷やすといわれていていますが、
葛粉はその正反対。
身体をあたため、胃腸をととのえてくれる、なくてはならない食品です。
なによりも、本葛粉でつくった料理やお菓子はおいしい!
片栗粉のかわりに、すこしお水で溶かしてスープに入れたり、
炒めものにかけると、やさしいとろみのついたスープや炒め物に。
日常的に葛を食事に取り入れてみませんか。
【葛湯のつくりかた】
1)はちみつしょうが葛湯
はちみつ大さじ1、しょうがひとかけ(すりおろし)、自然塩ひとつまみ、本葛粉大さじ1、水200CCを小鍋に入れ、葛粉を指や泡立て器で完全に溶かす。中火にかけて、かきまぜながら火を入れ、ふつふつとして全体が透明になったら完成。
2)りんご葛湯
りんごジュース200CC(できたらストレート100%のもの)、自然塩ひとつまみ、本葛粉大さじ1を小鍋に入れ、葛粉を指や泡立て器で完全に溶かす。中火にかけて、かきまぜながら火を入れ、ふつふつとして全体が透明になったら完成。
※みかんジュースなどほかのジュースで作っても美味しいです。
ととのえる:本葛(ほんくず・微粉末)
【原材料】本葛粉(宮崎・鹿児島産)
【内容量】100g
【調理法・使用方法】葛湯(葛大さじ1に水1カップ、塩)、葛練り(葛大さじ5に水1カップ、塩)、葛餅、葛切り、胡麻豆腐
【アレルゲン】無
【販売者名・輸入者名】オーサワジャパン株式会社
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【ギフト包装対応表】
ロウ引き紙袋:100gのみ○
プラ袋:○
手提げ紙袋:○